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≪2026 私立中高合格のポイント≫

関西大倉中学校・高等学校

中・高入試で多様な加点・優遇制度
中学A1日程は4・3・2科から選択

 
きょういく時報」25.12.8号掲載>




 本校は、工学博士の平賀義美先生により創設された関西商工学校と、財界で活躍された大倉喜八郎翁により創設された大阪大倉商業学校の二校が戦後合併をしてできた学校です。

 2022年の創立120周年を契機に、広大なキャンパスが全面リニューアルされました。

 中学・高校ともに、生徒の興味関心を引き出す様々な学びのコンテンツが充実し、大学進学からその先の将来を見据えたキャリア教育に、自ずとつながっています。

 また、本校では大学受験も生徒たちの成長の機会の一つと捉えてきました。日々の学習活動やクラブ活動への取り組みなどを通して、何事も簡単には諦めない気持ちを養ってもらうとともに、生徒一人ひとりの支援に力を注いでいます。

 今春も、国公立大学への合格者が200名を超え、在籍生徒数の42.3%となりました。

 医学部医学科・獣医学部合格者や、推薦入試による国公立大学合格者なども年々増加しており、海外の大学にも進学しています。

 本校ではマレーシア国内に所在する名門大学や、米国の有名大学との提携を強化し推薦枠も拡充しています。


2025年度中学入試で女子増加


 中学入試は、2026年度も例年通り「六年一貫コース」約140名の募集となります。入試は計4回実施します。

 1月17日(土)のA1日程は8時45分点呼、入試科目は「4科(国算理社)」「3科(国算理)」「2科(国算)」のいずれかを出願時に選択してください。

 国語と算数は、各50分・各100点満点、理科と社会は各40分・50点満点です。科目選択のパターンにかかわらず、合否判定の際には400点満点に換算した「判定基準点」を用います。

 4科型では、国語と算数の点数を1.5倍し、さらに理科と社会のいずれか高い方の点数を2倍して合計します。

 3科型の場合は、理科が2倍になります。2科型は、国語と算数の点数を2倍して合計します。

 本校を第一志望とお考えであれば、理科や社会による得点も期待できるA1日程でのチャレンジをおすすめしています。

 続いて1月17日(土)16時45分よりA2日程、1月18日(日)15時45分よりB日程、1月20日(火)9時45分よりC日程、いずれも国算2科目、各100点満点による合否判定となります。

 今春、2025年度の中学入試では女子の受験者数および合格者数がともに男子を上回る結果となりました。B日程では女子の入学者数もかなり増加しました。


A1日程は英検加点が2倍に


 英検取得者への加点優遇制度では、英検4級で10点、3級で15点、準2級以上で25点加算し、A1日程については加点が2倍になります。

 複数回受験や、本校に在籍または卒業された兄弟姉妹がおられる場合の加点制度も設けています。

 また、複数回日程に出願され、手前の入試日程で合格された場合、未受験となった検定料は入学金に充当します。

 出願はインターネット方式により、全日程12月5日(金)から受付開始、A1日程は1月15日(木)15時まで、A2・B・C日程は入試当日も出願を受け付けます。

 初日から4日目に実施するC日程は、直前に出願されるケースも少なくないことから、入試当日に保護者の方々を対象とする学校説明会も行い、本校の教育についてご紹介をしています。

 なお今年も11月にプレテストを実施しました。入試当日の時間通りの時間割で、出題傾向の似通った問題に取り組んでいただき、合格可能性を示す判定結果もお知らせしています。プレテストならびに別日程の問題解説会は、参加無料となっています。


中学入試の出題ポイント


 2026年度中学入試も、ほぼ例年同様の出題傾向を想定しています。

 4回の入試日程の中で、B日程の難易度は若干高めといえますが、本校ホームページで過去問をダウンロードし、繰り返し取り組んでおくとよいと思います。

 それでは2025年度の出題をもとに、A1・A2・B日程の各教科の入試傾向など紹介しておきましょう。



 国語は、例年通り大問3つの構成で、第1問は説明的文章、第2問は文学的文章、第3問は漢字の問題でした。

 小問の出題についても例年と変わらず、言語的知識問題を数問、記号問題を数問、抜き出し問題と記述問題をそれぞれ1題ずつとなりました。

 A1日程は例年よりも正答率が低く、A2日程は記述問題以外について概ね正答率が高く、B日程では記述問題以外の正答率が大変高かったです。

 記述問題では、A1日程で誤字・脱字による減点が散見され、A1・A2日程では口語表現で書かれた答案も多く見られました。

 B日程の記述問題は、複数の要素を押さえた上で、抜けなく説明する必要がありました。



 算数は、すべての日程において1.計算,2.小問集合,3.グラフの利用,4.推論や場合の数,の大問4題構成で出題しました。

 このうち1.計算についてはどの日程でも正答率が70%を超え、4.推論や場合の数の正答率は30~40%台でした。なお3.グラフの利用に関する問題は今回、正答率が50%をやや上回りました。引き続き力を入れて取り組んでほしいと思います。




 理科は、1.ばね,2.音の速さ,3.水溶液の性質,4.ものの溶け方(溶解度),5.身近な生き物,6.火山と岩石,の出題で、全体的な難易度は例年並みでした。

 計算問題は基礎的な問題が中心といえますが、身近な生き物に関する問題には、教科書を中心とした学習のみでは解答が難しいものも含まれていました。日頃から生物に興味を持ち、積極的に学習に取り組みたいところです。

 教科書の内容を確実に理解するとともに、日常生活におけるさまざまな事象にも関心を持ち、積極的に調べる学習姿勢を大切にしてほしいと思います。



 社会は、第1問が「環境・地理分野」、第2問は「歴史分野」となっています。

 特徴的な出題形式も含め、過去問で傾向をつかんでおきたいところです。

 第1問は、公民分野からの出題も多く、国際関係や日本の中央省庁に関する知識も身につけておいてください。

 第2問では、世界の歴史についても出題しています。日本の歴史を学ぶにあたって、世界とどのようにかかわりながら日本が発展したのか意識できるとよいでしょう。


高校は英検など得点読み替え制度も


 2026年度高校入試も「特進Sコース」約35名、「特進コース」約280名の合計約315名の募集となります。

 試験日は2月10日(火)、試験科目は5教科で変わりありませんが、入試の時間割が公立高と同じ「国数英理社」の順になります。

 過去問を用いた練習で、6割は得点できるようにと思います。

 英語外部検定制度による英語得点の読み替え制度も設けており、読み替え率で換算した点数と、英語の本試験の点数を比較して高いほうを英語の成績にすることができます。


「感染症等対応日」を設定


 なお2026年度入試においても「感染症等対応日」を設定します。

 中学はA1日程出願者に限り1月24日(土)、高校も出願者を対象とし2月20日(金)に実施します。

 入試当日まであとわずかとなりました。体調を崩すことのないよう日々注意しながら学習の仕上げに取り組んでいただきたいと思います。受験生の皆さんのご健闘をお祈りします。


(お話は関西大倉中高 横山崇先生)


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