智辯学園和歌山中学校は「S選抜クラス」と「総合選抜クラス」を設置しています。
入学後はS選抜・総合選抜の区別なく毎年クラス替えを行い、生徒たちの頑張りを評価しています。
2026年度中学入試では、導入2年目の「算数特化入試」に加え、新たに理科と算数の総合問題による「理数総合入試」を実施します。
入試日はどちらも1月21日(水)16時40分から、試験時間は60分です。理数総合入試の内容は、県立中学校との併願にも有効となるようにと考えています。
試作問題を本校ホームページに掲載していますので、チャレンジしてみてほしいと思います。
標準的な知識と豊かな思考力を問う理数総合入試を新設
2026年度の中学入試は、併設小学校からの12年一貫教育を含む215名の募集となります。人数は前年度と変わりありませんが、前期入試・後期入試で募集人数を振り分けるのではなく、前期・後期合わせて「S選抜クラス」50名、「総合選抜クラス」約85名といたします。
算数特化入試は「S選抜クラス」のみ若干名を募集し、「総合選抜クラス」の募集はいたしません。
また新規導入の「理数総合入試」では「S選抜クラス」の募集は行わず、「総合選抜クラス」のみ若干名を募集します。
前期入試は1月17日(土)9時集合、国語・算数・理科の3教科入試です。
後期入試は1月18日(日)9時集合、国語・算数の2教科入試となります。
算数特化入試は1月21日(水)16時40分集合、算数のみの1教科入試です。
ちなみに今春の2025年度入試で初めて実施した算数特化型の入試には多くの受験生がチャレンジしてくれました。前年度に続いて“算数好き”の皆さんに、ぜひ関心を持って取り組んでもらいたいと考えています。
理数総合入試は、標準的な知識と豊かな思考力を持つ児童の皆さんを対象にした入試です。多くの皆さんにチャレンジしていただきたいと思っています。
ここで注意していただきたいのは、算数特化入試と理数総合入試とは同日、同時刻に実施しますので、両方の出願はできません。いずれか一方のみの出願となります。
また、算数特化入試は、前期・後期の合否結果に関わらず受験いただけますが、理数総合入試については、前期・後期のいずれかまたは両方に合格された場合には受験できません。
出願期間は全日程共通の12月19日(金)9時から1月15日(木)13時まで、インターネット出願となります。
本校を第一志望とお考えであれば、前期・後期にW出願していただくのがお勧めです。
前期・後期の複数回受験者には、その頑張りが反映されるように、実際に受験生が得点した点数を合否判定に生かせるように次のような再判定方法を導入します。
前期入試の再判定では、国語、算数は前期入試・後期入試のうち高得点を受験生の得点として採用し、それに理科の得点を加えた3教科の合計点で判定します。前期入試の合格最低点に届いていれば総合選抜クラス合格とします。届いていなければ、同様に国語、算数2教科のそれぞれの高得点の合計点を算出し、後期入試の合格最低点に届いていれば総合選抜クラスの合格とします。
合格発表は、前期・後期入試1月18日(日)21時、算数特化入試1月23日(金)正午、理数総合入試1月25日(日)17時。いずれもインターネットで発表し、合格者には合格通知書と入学手続き書類を郵送します。
受験料は前期入試、後期入試がそれぞれ20,000円、算数特化入試と理数総合入試はそれぞれ10,000円です。
前期入試・後期入試の合格者で理数総合入試に出願していて、理数総合入試を受験しなかった場合、本校入学後に理数総合入試の受験料は返金いたしますので、安心して出願してください。
中学入試の出題ポイント
中学入試に向けて、直近2~3年分の過去問で問題構成や出題傾向などをつかんでおくことは大切です。各教科の出題のポイントを簡単に見ておきましょう。
国語は全般に、語彙力や読解力が年々落ちてきているように感じます。そうした中で「S選抜クラス」と「総合選抜クラス」の分かれ目は、本校ならではの200字の作文といえるでしょう。ここでしっかり得点し、取りこぼさないことが大切です。
また、「総合選抜クラス」の合否は、200字作文もさることながら、語句や読解力などの基本的な部分がきちんとできているかどうかが大きな分かれ目といえます。
基本的な漢字の問題もきちんと得点できるように練習しておいてください。
算数は、大問1の計算問題で点差が開くことはまずないでしょう。
一方、図形問題には特徴があり、「S選抜クラス」と「総合選抜クラス」を分けるポイントといえます
60分の限られた時間内で、どのように糸口を見出し解法につなげていくかが問われます。「解けそうな問題を見分ける」力も身につけておきたいものです。
理科は、問題文の分量が多いことも特徴の一つです。
2024年度は平均点が大幅にダウンしましたが、思考力が問われる出題が若干増えたことが背景として考えられます。
同様の出題傾向は今後も続くと思われますので、2024年度の過去問をベースに対策しておくとよいでしょう。
算数特化入試は、大問3問の構成です。前・後期入試とは大きく異なり、答えのみでなく、解き方や途中式などを書くことも求められます。
初見の問題になるかと思いますが、粘り強く取り組んでほしいと思います。
高校は国・英・数の3教科入試
2026年度高校入試は2月1日(日)9時より、国・英・数の3教科で実施します。いずれも60分・100点満点となっています。
ほとんどの受験生が本校を第1志望としてくれており、国語や英語の長文、また数学も含めてきちんと過去問にも取り組んでいる様子がうかがわれます。
合否判定は、学科試験、面接(併願は面接票)、調査書により行います。
なお中学入試、高校入試の受験にあたり、やむを得ない事情で受験できない場合など、集合時間までに本校へご連絡をいただければと思います。
(お話は智辯学園和歌山中高 栗山一平先生)
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